母も弱くなった・・・と思った時に決めたバス旅行
うちの母はしょっちゅう病院に通っていたし、小さい頃の記憶の中でも決して体力がある方じゃないし、インフルエンザだとか風邪だとか、家族の中で最初にかかっていたという記憶があります。
しかし低空飛行ながら、がんやそのほかの重篤な病気を患う事もなく、しゃんとした老人で痴呆もなく今のところ過ごしてる・・と思っていたのです。
母はもう80を超えているので、それなりにこれから先、病気も出てくるのだろうなと思っていたのですが、母と一緒に暮らしている姉から電話がありました。
なんでも足腰が弱くなっていて、階段を上る時によっこらしょ状態になってきたというのです。
元々、若い時(私達が生まれる前だと思う)に交通事故にあっていて、その時、膝の怪我をしたらしく、膝が弱い事は弱かったんです。
姉とも相談して、この先、家族旅行とか行けなくなりそう・・・ということで、足が悪くなった母でも行ける旅行先を考えました。
足が悪いことを前提にした旅行を考える
今旅行は電車もバスも、飛行機も様々なツアーがありますが、足が悪いということを考えると、移動する時に楽なバスが最も適していると考えられます。
母は車に酔うということもないので、それは心配なし、バス旅行なら大丈夫だと思います。
以前近所の方で85歳のおばあちゃんを連れてバス旅行にいった方に聞いてみたのですが、座席について出来れば、前の方にしてもらう方がいいといっていました。
足が悪いのでトイレに行く時間が結構かかる、その為、すぐにバスを降りてトイレに行くことができる前の方の席が望ましいのです。
バス旅行にすることにしたのですが、そのコースも吟味しなくてはなりません。
最近お年寄り向けのハイキングや軽い登山などが流行していますが、足が悪いということを考えると足元がよくて歩く距離が短い方がいい、トイレなどもすぐに行けて、他の方に迷惑をかけることが少ないツアー・・となると、東京見物がいいと決まりました。
東京スカイツリー、東京ソラマチ、浅草仲見世を楽しむツアー
スカイツリーは以前から母がいきたい!と言っていた場所です。
それに仲見世にしてもスカイツリーにしても、母が歩けない時には、「ここで待ってます」が出来ます。
ハイキングなどの場合、一緒に目的地に着かなくてはならないので、ここで待ってます・・・が出来ません。
ツアーを選択する時、他の方と同一行動しなくてもよさそうなツアーを選択する事も大切なのだと感じました。
ツアー会社に聞いてみたところ、ソラマチのインフォメーションに行くと車いすのレンタルがあるということなので、そこで車いすを借りました。
浅草仲見世は色々なお店をみたいという母の希望で、ゆっくりゆっくり・・・一緒に歩きました。
足が悪いといっても、全く動かないということはないし、長い距離でなければ今のうちなら歩ける・・・そういう時こそ、旅行に行ける時期なのかもしれません。
車いすがあってもやはり、歩かなくてはいけないところがありますし、最初から車いす樋うことでもいいと思いますが、やはり、自分の足で少しでも歩くことができる時に行く方が楽しいと思います。
おまけ:バスツアーでもらった京菓子
旅行のお土産にちょっとしたギフトをもらいました。
そのお菓子が美味しくて母がまた食べたいというので探してみるとモモフクというギフトを販売するネットショップで同じものを見つけました。
探していたお菓子がこれです!
京菓子うさぎほうずいというウサギの形をしたかわいらしい京菓子です。
1つ268円から販売されていたので、早速購入。
多めに頼んだのですが、母1人では食べきれないので仲の良い友人にもプレゼントをしたら喜ばれたとのことです。
私もまた食べたくなったので購入しようかなと思います