老後の楽しみはお互いを尊重することから

ゴルフ

世間の先輩たちに問いたい、老後に夫婦の趣味がある?

近所の方で夫婦とても仲がよく、一緒に旅行したり映画をみたり、まるで恋人同士の様に老後を謳歌されている先輩夫婦がいます。
そうした仲良しで共通の趣味を持っているご夫婦をみて、友人たちはこぞって「うちは無理」というのです。

我が家の場合、夫婦共にサッカーが好きで学生サッカーでも社会人サッカーでもプロでも、とにかく試合を見に行くのが共通の趣味となっているので、この先多分、老後になればなるほど、こうしたサッカー観戦が多くなっていくのだろうと思います。
そのため、この御近所の老夫婦は理想的なのですが、友人曰く、趣味が同じで退職してから24時間一緒にいるってことになると、息が詰まってどうしようもないわよ?私は夫と違う趣味をもって別行動が多くなる方がいいと思うわというのです。

お互い別の趣味は尊重、でも何か一緒にいられる時間がある方がいい

私の持論となりますが、一緒に楽しめる趣味があれば一緒にいればいいし、お互いに趣味を持っているということなら、お互いの趣味を尊重する時間となればいいと思います。
多分、これが難しく、通常こうした趣味の事でもめる夫婦というのは、片方が趣味を持っていて、片方は全く趣味を持っていないという場合です。

例えば夫はゴルフが趣味、健康の為にもゴルフを楽しく継続されている、でも奥さんは全く趣味がなく、夫、子供のために掃除洗濯、食事を作るということが生きがいで生きてきた、そうすると、老後になって夫は趣味に没頭、奥様は子供も巣立って家事などすることも少なくなり、一人の時間が多くなり趣味を楽しむ夫に文句を言うようになります。

夫婦別の行動に違和感が無いようにするためには?

夫婦一緒に楽しめる趣味があり、仲良くいられるのならそれでよし、もしも片方だけが趣味を持っていて、この先老後になってから多分いさかいになるなと思う方は、今から、夫婦が干渉しない、別行動でも文句なしの関係を築いていく方がいいです。

ただそれが難しいと多くの方がいいます。
夫に趣味が全くない、妻は趣味が多い、または逆という場合、取り残される方としてはやる事がないのでつまらないということになります。
趣味を持っていないパートナーがいるということなら、何か趣味になるようなものをしてみたら?とか、老後に何か楽しめる事をしておく方がいいよとアドバイスしてみたらいかがでしょう。

例えばお友達の中に奥さんが好きそうなお花に関する趣味を持っているということなら、その方に奥さんを連れ出してもらい、趣味の楽しみを教えてもらうということでもいいと思います。
また昔習ってみたいなと言っていたことなどがあれば、そうした習い事のパンフレットなどをいくつか用意し、習ってみたいっていっていたから習ってみたら?といってみてもいいと思います。

お互いにお互いが満足できる納得の老後時間を作るということも、これから老後を迎える夫婦に必ず必要になってきます。
二人でいる時に楽しめること、お互い別行動でも尊重し合って楽しめること、これをしっかり考えていくといいでしょう。