介護で慌てない為の準備と心構え

おばあちゃんとお話

介護・・・経験したことがないからこそ知識を持っておくこと

介護の経験はまだありません。
50代になってから職場の同僚、上司などが親の介護で大変・・・介護保険の申請がどうのこうの・・・など聞きかじっているものの、実際に経験があるかどうか、また知識があるかどうかでは全く違うのではないかと、やはり私も不安です。

実家の母の足が悪くなったということもありますが、実家には姉がいるので少し安心、しかし姉もフルタイムで働く人ですし、夫の両親の介護等もこれから先、お手伝いする部分が出てくると思うので、ある程度知っておかないと思っています。

介護保険って結構複雑

私も相当とぼけているというかなんというか・・・介護保険というのは介護が必要な状態になれば即受けられると思っていて、浅はかだったと感じます。

介護保険は介護サービスや介護施設の利用ができるというものですが、利用の際には、介護の認定と要介護申請が必要となってくるのです。
申請によって要介護認定の審査があり要介護認定となり、その次にケアプランと呼ばれる介護サービスの内容、スケジュールを組むことになります。

しかしこれも勝手に組むことはできず、業者さん、介護保険士に作ってもらう必要があります。
こうして考えてみると、その段階をしっかり心得ていることと、介護を受ける側との確認事項などを明らかにしておくことも重要なのです。

介護を受ける側と相談しておくべきこと

会社の同僚でお母さんの介護をされている人がいるのですが、怪我をされてからあっという間に痴呆が進み、コミュニケーションが取れない状態になってしまったため、お母さんの経済状況や病院のこと、通帳などのありかもわからない状態で、まさしく「家探し状態」だったといいます。

通帳やカード、それに利用する場合に必要となるので、いざという時ようにエンディングノート、また覚書のようなものを作っておいてもらう方が安心です。
今、高齢者が意思の疎通ができる間に、しっかりと確認しておくこと、また明らかにしておくことが多いのです。

介護の分担のこと

うちの場合、夫の両親は夫の兄が同居しているので、サポートという立場になると思います。
実家の両親についても姉が継いでいるのでこちらも通常通りにいけばサポートとなります。

でもいざという時にはかなり多くの時間を割いてサポートすることも出てくると思うので、夫、夫の兄夫婦、うちの姉、それに両親なども含めて介護についてどのような方向性で動くのか、またどんな時にサポートが必要となるのか、話し合って決めておかなければならないなと思っています。

それでも困ったときには介護福祉士さんに介護を依頼するのも検討するべきなのかなと思いました。
介護福祉士について|日本福祉教育専門学校

介護サービスなどについて

実家の母も、夫の両親も介護ということにかなり熱心で、自分たちが家族に迷惑とならないようにという気持ちをしっかり持ってくれていることがありがたいです。
でも実際に介護となった場合、書類上の手続きなど、理解しておくことがありますし、介護そのものの技術等も、今のうちに少しずつ、習っておくべきだと感じています。