家に眠っている絵画を売る方法

魚を釣る人

引越しや遺品整理をしていたら絵画や骨董品が出てくることがあります。

そうやって何気なく出てきた絵画が、実はとんでもない価格で取引されているものだと、鑑定してもらって初めて気づくケースも少なくありません。いま絵画や骨董品などの美術品を持っている人は鑑定に出してどれくらいの価格なのか知りたい人もいるでしょう。そこで、今回は美術品を高く売る方法を紹介します。

高く売る方法

絵画や骨董品などの美術品を買取してもらう前提として、そのものの状態が左右されます。例えば長年窓に近い場所に、紫外線対策なしで飾ってた場合水彩画やリトグラフのような繊細な絵画は色あせて買取価格が落ちてしまいます。

また、投資目的で絵画を購入して飾らずに箱に入れっぱなしもダメです。最低でも1年に1回絵画や骨董品などの美術品の状態を確認するため箱からだします。カビや傷がないかその際にチェックしつつ、保管してある場所の空気の入替えをしましょう。さらに、除湿器やホコリなどを外にだすための部屋があるとベターと言えるでしょう。

保管してある場所から出した絵画は、絶対に日光の当たらない場所に置きます。必要ならば2日ほどそのままの状態にして、元に戻します。

リビングで観賞用に飾ってある絵画はカビや湿気だけでなく、紫外線やたばこの煙にも注意をしましょう。絵画のある部屋でタバコを吸うとヤニが付着してしまいます。たばこのヤニは一度付着するとかなり強くこすらないと取れません。絵画を売る・売らないに限らずタバコを室内で吸うのはご法度です。

絵画作品の中には、フレームも作品の一部である絵画も少なくありません。そのため、フレームにキズやへこみがあると買取価格が下がってしまいます。壁に飾る際は落ちないように留め具の点検を1か月に1回した方が良いと言えるでしょう。

作家ごとに価値は大きく異なる

絵画や骨董品は、作家(アーティスト)ごとに価値が大きく異なるため、品物によっては査定する任意でお店を選んでもいいでしょう。

というのも、絵画や骨董品を扱う店舗は買取を強化している作家が存在するためです。

【買取強化作家】絵画買取査定 総合美術買取センター

例えば、絵画買取を専門に行う総合美術買取センターにおいては、アンディ・ウォーホルや東郷青児といった往年の画家の作品を強化買取しています。自分の持っている作家の作品と、店舗が求めている作家が合致すれば、査定額が大きくアップする可能性もあるでしょう。

ただし、インターネットオークションやリサイクルショップのような場所で、美術品の売却をするのは控えたほうがいいでしょう。これは、専門家によって適切な査定が行われない可能性があるためです。どんな貴重品であっても、売る場所によっては二束三文になってしまうことを留意しておきましょう。